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2016年6月27日月曜日

sterling

イギリスのEU離脱是非を問う国民投票は、離脱派が残留派を上回ったことで離脱が決定的となりました。このことを引き金として、市場の大混乱が起きています。


Sterling stayed under siege on Monday, holding above a 31-year low against the dollar, with sentiment distinctly sour after Britain opted to exit the European Union, triggering shockwaves across global markets.

The euro was also under pressure, pulled down by sterling, as Brexit clouded the future of the European Union. Safe-haven currencies like the yen and the Swiss franc extended gains, much to the discomfiture of the Japanese and Swiss central banks.
(Anirban Nag. Sterling and euro struggle as Brexit shock lingers Reuters. June 27, 2016.)


英ポンドが下落し、円高となっています。ユーロも下落、英国に続いて他国でも離脱派が勢い付き、今後EUは崩壊するのではないかとの見方までで出てきています。

さて、英国の通貨は
言うまでもなく「ポンド」ですが、引用した記事のでは、"sterling"という単語が使われています。

"sterling"とは純度が92.5パーセントの銀貨を指すそうです。"sterling silver"とも言われます。

英国の通貨は銀の含有率を保っていることから信頼性が高く、"sterling"とは元々、信頼に足る、というような意味だったようです。

EU離脱をきっかけとして英ポンドは信頼を損なってしまうのでしょうか?"sterling"の名にもとることがなければ良いですが・・・。


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