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2016年5月19日木曜日

right off the bat

最近海外旅行は元より、海外出張の機会もありませんが、テロが怖いというのもあり空港とはすっかりご無沙汰です。

空港と言えば、セキュリティチェックの行列は誰もがうんざりしているのではないかと思います。最近は輪をかけて酷い状況のようです。


Travel can be a pain even in the best of times, and bottlenecks at Transportation Security Administration checkpoints are making things even worse than usual. This summer, air travel is expected to draw the most people ever, with 220 million expected to fly. And officials say the problem won't ease until at least mid-June.

Whether you need to travel for business or enjoy traveling for pleasure, not ruining your trip right off the bat requires some planning, determination and the ability to just let go.
(Ben Tinker. Keep calm and TSA on: A how-to guide for long airport line rage. CNN. May 18, 2016.)


シカゴのO'Hare空港と言えばアメリカのハブ空港の1つかと思いますが、セキュリティチェックではすごい長さの行例になっており、旅行者を辟易させているそうです。

さて、引用した記事に出てくる、


right off the bat


という表現は成句だと思いますが初めて見ました。辞書を引くと、


すぐに、直ちに


という意味で載っていました。

ちょっと違和感があったのですが、この記事のコンテクストではどちらかというと、「初めから、最初から」、あるいは「端(はな)から」、という日本語が適切のように思えたのですが、辞書にはそのような訳は見当たらず、Merriam-WebsterやAmerican Heritageも"immediately"という説明です。("immediately"にも、「~するとすぐに」というような用法もありますが。)

楽しい旅行の出鼻をくじくのが空港でのセキュリティゲートだとしたら、さすがに何とかしたいと思いますね。


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    飛行機や新幹線などの移動手段で安全確保を徹底するのは当たり前だと思います。どちらでも密閉空間で、人の数が多いところです。アメリカの911同時多発的テロ事件や日本の地下鉄サリン事件のような事件をあらかじめ防ぐ姿勢は社会の安定にもつながるのでしょう。安全で安心な旅行ができるため、チェックに少し苦労しても自分の得なんですね。
    今日の成句“right off the bat”はあまり理解していません。バットといえば、野球のバットやテニスまたはバットミントなどのスポーツのバットを思い浮かべますが、この成句はどうして「すぐ」という意味につながったかは理解していません。やはり、覚えるしかありません。

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