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2013年8月20日火曜日

アイフォーン新製品発売の憶測 ― rumor mill

グーグルニュースのTechnologyのセクションをチェックすると決まってIT関連、中でも決まってスマホやタブレット端末の新製品発売の情報が目につきます。その情報というのは単なる憶測や噂レベルのものから、メーカーのプレスリリースではっきりしているレベルのものまで色々のようですが、最近特にやかましかったのがアップルのスマートフォン、アイフォーンの新製品に関する話題です。

今日の記事でも新しいアイフォーンはゴールド色が追加されるようだとか、その発売が9月10日だとかいうニュースで持ちきりです。

スマホを持たない小生にはどうでもいいような話題ですが、火の無いところに噂は立たず、と言います。噂には必ず出所があるものです。

英語で、"rumor mill"という表現があることを下記の記事で知りました。


CUPERTINO -- The Apple (AAPL) iPhone rumor mill churned out a tantalizing new tidbit Monday with speculation that Apple will announce a gold-colored iPhone next month that would appeal to the Chinese smartphone market.

Analysts and tech bloggers have been speculating for weeks that Apple will announce an updated iPhone 5, possibly to be called an iPhone 5S or maybe even an iPhone 6, on Sept. 10, along with a lower-cost iPhone to appeal to developing markets.
(Dan Nakaso. Apple rumored to produce gold-colored iPhone for Chinese market. San Jose Mercury News. August 19, 2013.)


似たような表現として、


diploma mill(学生を呼び込むためいい加減な成績でも学位を授与する三流大学)
divorce mill(離婚者を大量生産する、離婚調停の条件が緩い裁判所)


などがあります。

"mill"という単語については、以前にも"run-of-the-mill"という表現を取り上げたことがあります。

"mill"とはご存知の通り工場を意味する名詞ですが、こうした表現に見られるように、大量生産や低品質の根源といった軽蔑的な見方をされる単語になっている感がありますね。


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