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2009年10月30日金曜日

グラフやチャートを説明する ― fluctuate

これも折れ線グラフでのイメージですが、値が不規則に変化している場合に使える動詞です。

前置詞betweenを伴って、ある範囲で値が増加、減少を交互に繰り返している状況などがそれにあたります。


SSE shares, which fluctuated between $ 6 and $ 10 for most of last year, closed Friday at $ 10. EchoStar closed at $ 23.38.
(Washington Post. 1996.)


fluctuateの程度が激しいと、日本語でよく言う”乱高下”がぴったりです。副詞には、violentlyなどを伴うことが多いようです。


New York stocks fluctuated violently Monday as the Dow shed early gains and ended down on a stronger dollar.
(Kyodo News. October 26, 2009.)

2009年10月29日木曜日

グラフやチャートを説明する ― hit the ceiling

昨日に引き続いて、グラフやチャートを英語で説明する場合の便利な表現について取り上げます。

折れ線グラフなどで、価格でも何でもよいのですが、時系列の推移などを見るチャートの場合、値がぐんぐん伸びて、最高に達するようなトレンドがあったとします。

このような場合に、

hit the ceiling

が用いられます。尤も、この表現、アメリカ英語の俗語表現では、”カッとなる、激怒する”という意味があるようですが、グラフやチャートの説明をするコンテクストでは、誤解されることはまずないと思われますが、区別するためなのか、"hit a ceiling"という場合もあるようです。


下記の例では、最高額に達した、という意味に解釈できます。


Even before this year's surge in oil prices, there were gloomy industry predictions that world oil output would soon hit a ceiling. U.S. benchmark crude hit a record high on Thursday, propelled by Libyan threats of possible supply cuts, closing at $139.64 a barrel, up more than threefold since 2004.
(Associated Press. 2008.)


ceilingとは天井のことですが、天井に頭をぶつけるというイメージの通り、突き破らない限りはそれより上に行くことができない訳で、

頭打ちになる、

という意味にもなります。

下記がその実例と思われます。


There is growing conviction in solid waste circles that conventional recycling has gone about as far as it's likely to go without fundamental, society-wide changes. "Communities like Seattle and Minneapolis have expended a lot of resources and hit a ceiling at around the 60 percent recycling rate," says Sheehan. "Going beyond that is very difficult, and the primary barriers are the lack of manufacturer responsibility and the non-level playing field that subsidizes wasting."
(Jim Motavalli. Zero Waste. Environmental Magazine. 2001.)

2009年10月28日水曜日

グラフやチャートを説明する ― hover

ビジネスのプレゼンテーションではしばしば、グラフやチャートを使って伝えたいことを説明することが多くなります。

マイクロソフトのエクセルで一生懸命作った棒グラフ(bar chart)や折れ線グラフ(line chart/graph)、円グラフ(pie chart)、分布図(scatter plot)、など枚挙にいとまがありませんが、もしも英語でプレゼンしなければならないとしたら、慣用表現を知っているにこしたことはありません。

実際、慣用表現を知っているのと知っていないのとでは、説明を受ける側の印象も違ってきますから、同じデータでも説明次第でインパクトが違ってくると言えます。

今日取り上げるのは、動詞hoverです。

この動詞は、hovercraftといった名称にも見られるように、物理的に、浮いているとか、浮かんでいる状態を指すように、グラフやチャートでは、関心のある対象(値)がある点やトレンドにつかず離れずの状態で推移している状態を表現するのに多く使われるようです。

例えば、


National Weather Service specialist Stuart Seto says temperatures will hover in the mid-60s to low 70s Tuesday and dip slightly on Wednesday.
(San Jose Mercury News. October 26, 2009.)


60~70°Fのあたりを推移するだろう、ということで、グラフやチャートにしたときに、描く線が示された区間辺りをさまよっている感じが表現されます。

下記の例では、前置詞aroundを伴って、原油価格が80ドル辺りを推移している、というような意味になります。

Crude oil on the New York Mercantile Exchange has risen to hover around US$80/barrel, its highest level in a year.
(A news article from plastemart.com. October 25, 2009.)

前置詞betweenで、推移の範囲を限定することもできます。

However, the energy market seems evermore divorced from supply/demand fundamentals. Take the current poor economic climate; as crude oil prices hover between US $60 to $70 per barrel, analysts question the higher price rationale despite favorable supply to demand ratio with record high inventories.
(The Relationship Between Energy Infrastructure Attacks and Crude Oil Prices. Journal of Energy Security. October 27, 2009.)

2009年10月27日火曜日

水が決める重要性 ― water

"water"なんて、分かりきった単語でしょうか?

勿論、”水、ウォーター”という意味においては解説の必要もない単語だと思います。水の組成や物理的性質を科学的に論じるのでなければ・・・。

しかし、このwaterという単語、単なる物理的な水に関連する意味の他にも様々な意味があります。試しに、お手元の英和辞典をチェックしてみて下さい。

”水”が我々の生活は言うまでもなく、あらゆる活動やモノに不可欠な存在であることは論を待たないと思います。お酒の美味しさを決定するのも、米のみならず水が重要な役割を果たすと言いますし、工業製品などの製造工程では、不純物を取り除いた純水が重要と言われています。

waterのレベルが下がると品質に影響する、とも言えそうです。

このような観点から派生した意味なのだと思いますが、"water"には、一般的な意味でのレベル(優秀さの度合い)といった意味で用いられている例があります。

American Heritageでは以下のような定義があります。


A level of excellence


今日見たGoogle NewsのSci/Techでは、見出しに使われていました。


Mozilla tests the water with Raindrop email filter

Mozilla has asked developers to build applications for a new open-source email management project called Raindrop.

Raindrop 0.1 is still very much in its infancy, but will allow users to filter their inbox so that the most pressing emails are brought to immediate attention and those from mailing lists are sidelined.
(PC Authority. October 26, 2009.)


少し意味合いが違ってくるかも知れませんが、下記のような実例にもあたりました。


A show has to have an arc, a beginning, middle and end, " she explained over lunch at the Clift Hotel. " Some songs work at the start that don't work at the end. I try for a meeting quality, which is what the first few moments are like with an audience. You can't start with an intense song like' The Thrill Is Gone' or' You've Changed.' The audience gets resistant. Poignant or plaintive will work in the beginning, but not pain. " To test the water, she may sing a light or sardonic tune near the top.
(San Francisco Chronicle. 1990.)


この場合の”water”には、”その場の雰囲気”というような意味合いもあるように思われるのですが、辞書のエントリとしては見当たりません。もしかしたら、聴衆の”レベル”ということなのかも知れません。

いずれにしても、関心のあるものについて、”品定め”する行為、その対象が”water”なのではないかと思われます。

ちなみに、"fast water"は、一級品のことを指します。特に宝石などについて用いる表現のようですが、"water"(水)が品質上重要な位置を示すということから敷衍される意味だと解釈されます。

2009年10月26日月曜日

"expose the myth of..."って?

仕事柄、英文オリジナルの書類を翻訳しなければならないことも極まれにあるのですが、今日の資料で馴染みのない表現に出くわしました。ずばり、

"expose the myth"

というものです。詳しいコンテクストについて述べることはこの場では避けたいと思いますが、どうにも日本語にしにくくて、辞書やウェブを頼りに調べてみますと、"myth"という単語は、"expose"という動詞を伴うことも多いようで、"expose the myth"は1つの成句として確立しているようです。

"myth"とは、直訳すると(ギリシャ神話に代表されるような)神話であり、コンテクストによっては、神話そのものというよりも、神話のように定説になっているような社会上の通念、といった意味を持ちます。

では、そのような"myth"を"expose"するとは、いったいどう日本語にしたものでしょうか?

"expose"には、さらす、とか露出させる、といった訳語がありますが、”通念を晒す”といってもいまいちピンと来ません。

例えば、以下のような用例です。


Researchers expose the myth of 'disappearing' puppy fat

The concept of childhood "puppy fat" that disappears in teenage years is a myth, researchers say. Children who are overweight or obese at 11 remain so through adolescence and probably into adulthood, a study in the British Medical Journal found.

Experts said obesity was established earlier than previously thought and dismissing the problem as puppy fat could have serious health implications later. More than a quarter of children in the UK are overweight or obese and the proportion has trebled in the past 20 years.
(The Independent. May 5, 2006.)


社会上の通念になっていると思われることを晒す、という行為は、つまり、その通念そのものを問う、という行為と解釈されます。つまり、”それって本当?”という疑問を投げかけるということでしょうか?

感覚的には意味するところが理解できます。しかしながら、色々調べたのですが、現時点では"expose the myth of..."という英文にしっくりとくる日本語が思い浮かびません。”疑問を呈する”という訳語が適当かも知れませんが、確信がないのです。

ご存知の方、こっそりと教えてください。

2009年10月23日金曜日

網戸 ― flyscreen

本日もGoogle Newsをケータイで閲覧しておりましたら、見慣れない単語が・・・。

今日はオーストラリアを選択して色々な記事を斜め読みしていました。Google Newsではまず国毎に記事が分類され、さらにトップニュース、国内、ビジネス、政治、サイエンス、健康、といった具合にジャンル分けされているのですが、まんべんなく読むようにしています。

オーストラリア関係の記事は身近なトピックで、興味深いものが多いと感じています。先日取り上げたツイッターに関する記事も確かオーストラリアでした。

さて、今日の記事ですが、

Another Sydney boy falls through window

という見出しです。子供の転落事故ですが、記事中、一瞬分からない単語に出くわしました。


Less than a week after a Sydney toddler was killed falling through an open window, another boy has been seriously injured in a similar accident.

The six-year-old boy was playing with his younger sister in an upstairs bedroom at his family's Como home, in Sydney's south, last night.

Police say he fell four metres through an open window with a flyscreen to the concrete driveway below.
(ABC News. October 23, 2009.)


頭の中で、"flyscreen"がイメージできませんでしたが、これはどうやら、日本で言うところの”網戸”のようです。

こんな単語があるのかと思って、自宅の辞書などを調べましたが、研究社の大英和にしても、American Heritageにしても、Oxfordにしても、flyscreenでのエントリはありませんでした。

ひょっとしてオーストラリア英語特有の表現?とも思われましたが、確たる根拠にも辿り着けず、とりあえず色々と調べるきっかけになったというところまでです。

ちなみに、網戸という意味では、"screen"という単語自体に、


A window or door insertion of framed wire or plastic mesh used to keep out insects and permit airflow
(American Heritage Dictionary. Third Edition.)


という定義がありますので、わざわざ"flyscreen"という表現をするまでもないと思われます。

そもそも、われわれ日本人にとっては、網戸は蚊(mosquito)対策が主で、網戸のメッシュの細かさから言っても、ハエ(fly)は当然シャットアウトという感が強いので、なおさら"flyscreeen"が馴染みません・・・。

2009年10月22日木曜日

詐病 ― malinger

Catch 22もびっくりの詐病が報じられています。(Catch 22をご存じない方は、こちらをご覧ください。)

詐病という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、仮病は誰でも聞いたことがあると思います。仮病と詐病の違いについて、私も意識したことはありませんが、どうやら仮病の目的がかなり悪質であるものを詐病といういうらしいです。つまり、仮病が学校に行く気が起こらないなど、マイナーな理由から生じているのに対して、詐病とは、保険金目当てなどの金銭的な利益や兵役免除など、より悪質な意図が見えるものに対して使われます。

アメリカ海軍の軍曹が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を偽り、ロックコンサートに無料で出入りしたりした件でお咎めを受けているようです。


Marine pleads guilty in hero hoax, to be sentenced

QUANTICO, Va. — A Marine Corps sergeant pleaded guilty Wednesday to faking post-traumatic stress disorder and pretending to be an injured hero to get in free to rock concerts and professional sporting events.

Sgt. David Budwah pleaded guilty to several charges, including making false statements, malingering and misconduct at a court-martial hearing on the Marine Corps Base in Quantico, Va.

(中略)

Budwah, 34, of Springhill, La., admitted to bluffing his way into 13 events last year, including banquets, rock concerts, a Washington Redskins football game and a Washington Nationals baseball game.
(The Associated Press. October 22, 2009.)

2009年10月21日水曜日

ボツリヌス菌 ― botulism, botulinum

外国語をそのまま日本語表記(カタカナ)に置き換えると、往々にして、若干違ったものになっていることはみなさんもよくご存知だと思います。

例えば、


machine -> ミシン


などがそうですが、オリジナルの英語の発音との差異が気になる例は多いです。

今日取り上げる単語もそうなのですが、ラテン語の学名である、


Clostridium botulinum


にしても、英語表記の


Botulism


にしても、日本語の”ボツリヌス”とは違っているのです。色々調べていて分かったことは、botulinumはラテン語の学名(の一部)であり、菌そのものを指していますが、botulismと表記される英単語は、"Clostridium botulinum"という菌を原因とする、中毒症状を意味するようです。

しかしながら、下記で引用する記事からも分かるように、英単語"botulism"を症状としてではなく、菌そのものとして捉えている用例も散見されるので、"(Clostridium) botulinum" イコール "botulism"とも言えると思われます。

分からないのは、どういう経緯で、日本語表記が”ボツリヌス”という表記になったのかです。興味深いのですが、よく分かりません。ご存知の方、お教えください。

今日のきっかけとなった記事ですが、アメリカのトイザラスで売っているベビーフードが、ボツリヌス菌で汚染されている可能性が出てきており、製品回収の事態になっているということらしいです。


Baby food recalled, may be tainted with botulism

WASHINGTON — Plum Organics of Emeryville, Calif., is recalling some of its apple and carrot portable pouch baby food because of concerns over possible botulism contamination.

The product was sold individually throughout the country at Toys-R-Us and Babies-R-Us stores. The recalled product is sold in 4.22-ounce pouches, with a "best by" date of May 21, 2010, and UPC 890180001221.

(中略)

No illnesses have been reported in connection with the baby food, and no other Plum Organics products are affected, the company said in a statement.
(The Associated Press. October 20, 2009.)

2009年10月20日火曜日

”優先席では電源オフ”は常識? ― texting

今日、帰宅途中の通勤電車であった話です。

地下鉄からJR線への乗り換えで、特急通過待ちの途中駅から快速電車に乗り込みました。ガイジン2人(男性)と日本人女性と思われる1人が、車両の端っこ、つまり優先席エリアの辺りで、つり革につかまっていたところを私が乗り込み、空いている場所もないので仕方なくグループの近くのつり革を持ちました。

ラッシュ時だったので、通過待ちしている電車に次々と人が乗り込んでくるのですが、必然的というか、車両の端っこに押し込まれる形で、最終的に私のポジションが”ガイジン”グループに囲まれるような形で電車が発車してしまいました。

どうやら3人とも多少アルコールが入っているようで、周りの通勤乗客からするとやや迷惑というか、場違いな雰囲気を醸し出していたのですが、次の駅に到着する10分から15分くらい、この”ガイジン”グループの会話を聞く羽目になりました。

リスニングのお勉強、くらいに考えて、つり革に掴まった状態で揺られながらぼんやりと話を聞いていたのですが、途中から以下のようなやり取りがあり、引っかかりました。


ガイジン男A: (窓ガラスに貼られたステッカーを見て)ここPriority Seat(優先席)だね。ケータイは電源オフなんだ・・・。

日本人女性: (目の前の優先席に座っている若い男性が携帯をいじっているのにあてつけてか)そう、その通り、そうなんだけど、誰も守らないわ・・・。

ガイジン男B: (同じく男性を認めて)Yeah, but he is just texting...


正確な表現は自信がありませんが、おおよそ流れとしては以上のようなやり取りでした。

今日取り上げる、一語は、"texting"ですが、特に携帯端末などで、メールなどを書く場合、"write an e-mail"といったような野暮な表現ではなく、"text"という名詞を動詞的に使った、"texting"という形で用いるのが慣用のようです。

これはごく最近の用法と思われ、古い辞書などでは、"text"が動詞としてエントリされている例は見当たりません。

私の引っかかった点ですが、上記のやり取りにある、”優先席だからケータイ電源はOFF”→”でも、メール作成だから大丈夫”といったロジックなのですが、どうもしっくり来ません。デバイスそのものが電波を発している状況は、優先席付近では避けられるべきでしょう。

下記の記事では、ケータイの電磁波の影響について、通話の場合とメールの場合とで、影響の差異について述べていますが・・・。ガイジンの発言は、電波オフモードでのメール作成という捉え方をしていたのかもしれないという推測もありますが、紛らわしい行為は慎むべきであろうと思われます。


Q. Do cell phones really cause brain cancer? Do you think the Philippines will soon have an epidemic of brain cancer because Filipinos use cell phones very extensively?

(中略)

As regards your second question, even if RF energy from cell phones can cause brain cancer, it is unlikely for this disease to reach epidemic proportion in the Philippines. We Filipinos hardly use our cell phones to make voice calls. We use them to text, a habit that exposes us to very little amount of RF energy because when we text, the cell phone antenna—the part of the phone that emits RF energy—is far from our body.
(Eduardo Gonzales, MD. Of cell phones and brain tumors. Manila Bulletin. September 29, 2009.)

2009年10月19日月曜日

やらせ ― hoax

日本でも随分と話題になっていますが、米国コロラド州で、男児の父親が、熱気球に我が子が乗り込んで行方不明になったと、警察や消防に加え軍までもが出動して大騒ぎになった事件は、テレビ局を巻き込んだやらせ疑惑に発展し、重罪(feloney)にも問われる事態となっているとのことです。

”やらせ”という表現は日本のメディアで見たものですが、海外メディアでは、対応する表現として"hoax"という単語が使われています。


Sheriff: Balloon boy hoax may have conspirators

Investigators say they want to question an associate of Richard Heene after e-mails surfaced showing the two had discussed a balloon hoax months ago as part of a public relations campaign for a reality TV show.

(中略)

The alleged stunt temporarily shut down Denver International Airport, and the National Guard provided two helicopters in an attempt to rescue 6-year-old Falcon Heene, who was believed to be inside the flying-saucer shaped homemade balloon that hurtled more than 50 miles across two counties.

The drama played out on live television to millions of viewers worldwide. When the balloon landed without the boy, officials thought he had fallen out and began the grim search for his body.
(The Associated Press. October 19, 2009.)


空港のオペレーションまで止めて、ヘリコプター2機を出動させたというのですから凄いです。

ところで、この"hoax"という単語ですが、"hocus pocus"という表現に由来するようです。"hocus pocus"とは、マジシャンや呪術師が唱える呪文をもじった表現だということです。一部には、ラテン語の表現、"hoc est corpus meum" (This is my body) に由来するとも言われていますが、いずれにしても、人をかついでやろうという時の意味不明で怪しい(?)文句のことといって差し支えないように思われます。

”やらせ”では、信じる、信じない、は受け手に任されていると思うのですが、今回のような人騒がせな例はやはり咎められてしかるべきでしょう。”やらせ”とは、”演出”が過剰になった状態と自分自身の中では解釈していましたが、今回の例は演出の度を越していたということでしょうか?”やらせ”に実害が無いとは思いませんが、少し”やらせ”とは違うものを感じています。

2009年10月16日金曜日

朝飯前 ― a piece of cake

”朝飯前”という表現があります。たわいも無い、いとも簡単に片付けることができる、といった物事に対して使う表現ですが、朝ごはんを食べる前でも、つまり空腹状態でもできるような簡単なこと、ということから、”朝飯前”という表現になったということです。実は知らなかったのですが、今日の産経抄に出ていましたので取り上げることにしました。

英語では、"a piece of cake"が同様の表現といってよいと思います。これ以外に、


as easy as pie
as simple as ABC


などの表現もあるようですが、成句としての"a piece of cake"の方が表現として”朝飯前”に似通ったものがあると思います。

"a piece of cake"が”いとも簡単な事”という意味になる背景には、ケーキ一切れなんかひと口で食べることができる、という連想にあるようです。実際に食べることができるかどうかは、ケーキ一切れの大きさや、食べる人の口の大きさによるとは思いますが・・・。


So this morning I found myself lying on the cold tarp that serves as a floor while Christian Macedonia of Georgetown runs the cold ultrasound probe over my right carotids. The good news is that my blood flow was surprisingly normal. The bad news is the presence of a small and as yet insignificant plaque. I got a lecture that the plaque will go away in a couple of years as long as I don't resume smoking. Refraining from smoking has been a piece of cake here in Nepal. But I know when I get home and have a big steak and a glass of red wine, a cigarette is going to sound pretty good.
(Tim Friend. Details of death spread while climbers wait. USA Today. 1998.)

2009年10月15日木曜日

クラッシュ、crash、crush、clash...

3つの単語、

crash
crush
clash

について、日本語的な発音はいずれも”クラッシュ”になり、その違いが気になった方は多いと思います。私も過去に何度も気になってそのたびに辞書などを調べて、それで納得した気になるのですが、しばらくすると忘れていて、正確に思い出せた試しがありません。(笑)

今日もそうなのですが、下記の見出しが目に留まり、またまた調べる破目になりました。


North Korea warns of naval clash
(BBC News. October 15, 2009.)


韓国が北朝鮮の領海を侵犯したとかで、北朝鮮が武力衝突になる可能性を警告したというものです。記事は以下のように続きます。


North Korea's navy has accused South Korea of sending warships across their maritime border to stir tensions.
(中略)
The communist state's navy said that on Monday alone, ships had crossed the boundary 10 times.

An official with the South's Joint Chiefs of Staff said the North's charge is groundless as Seoul does not acknowledge the Pyongyang-set border.
(中略)
The maritime border has since been disputed by the two Koreas, and the West Sea was the site of deadly naval skirmishes in 1999 and 2002.

"The reckless military provocations... have created such a serious situation that a naval clash may break out," the North Korean military said in a statement on Thursday.


武力衝突や紛争、政治的な背景の小競り合いや対立の場合は、"clash"という単語の出番、と覚えておいてよさそうです。上の記事では、"skirmish"という単語も見えますが、clashとskirmishはほとんどシノニムといってよいでしょう。

問題は、"crash"と"crush"ですが、これが紛らわしいのですが、私の個人的な捉え方として、"crash"は、ぶつかる(ぶつける)、衝突する(させる)、といったアクションに焦点を当てた表現であるのに対し、"crush"は、つぶす(つぶされる)、押しつぶす(押しつぶされる)、といった様態に焦点を当てた表現であるといえるのではないかと思います。

crash(衝突)した結果、crush(つぶれる)する("a" → "u")というとかなり強引な感じがしますが、あながち外れていないのではないかと思います。ちなみに、crushを辞書で引くと、”廃”(廃語; 過去はその意味で使われていたが現代では使われない意味のこと)として、”衝突する(crash)”の意味があったということです。

尤も、上記以外にも比喩的な意味など含め、色々な表現があり、単純化してしまうのは危険かもしれませんが、紛らわしいこの3つの単語については、まず上記の基本を抑えてみてはどうかと思います。

ちなみにパソコンがクラッシュする場合の”クラッシュ”は、"crash"です。

こちらも、頻繁にcrash(クラッシュ)するようなパソコンなら、crush(つぶしてスクラップにでもする)する("a" → "u")のがよいのでは??

2009年10月14日水曜日

apple polishing

おべっかを使う、ご機嫌をとる、という訳語が見えますが、興味深いのは”ごまをする”という日本語表現との対応でしょうか。

apple polishは、米国、カナダの口語表現ということですが、小学生が先生の歓心を買うためにりんごをぴかぴかに磨いて持っていく風習があった(ランダムハウス辞書)、ということです。一方、日本語の”ごまをする”は、実際に胡麻をすり鉢で摺ると、胡麻の皮が飛び散ってあちこちにひっついてしまうことからそのような表現になったという説と、商売人が手もみする様子が胡麻を摺る時の動作に似ていることに由来する、という2つの説があるそうです。


There were wonderful wild flowers still plush and in bloom along the sides and I was wondering if it wouldn't be nice for us to pluck some for Miss Walker. I asked Emily, but she barely turned around to reply. "Don't start apple polishing the first day, Lillian." Then she turned and added, "And don't do anything to embarrass me." "I'm not apple polishing," I cried, but Emily just said, "Humph," and walked on, her long strides getting longer and faster so that I practically had to run to keep up.
(Andrews VC. Darkest hour. 1993.)

2009年10月13日火曜日

司法取引 ― plea bargain

通常、司法取引と訳されるこの表現ですが、バーゲンというとデパートの安売りが真っ先に思い浮かぶ筆者としては、裁判で争われる罪の軽重も取り引き(駆け引き)の対象とは驚きです。

American Heritageの定義によれば、


To make an agreement in which a defendant pleads guilty to a lesser charge and the prosecutor in return drops more serious charges.


とあり、重い罪での告訴を見送る代わりに、より軽い罪での有罪を受け入れること、と読み取れます。

被告がこのような条件を受け入れること自体、より重い罪での起訴をリスクとして認識している、つまり罪を犯してしまったことを認識していることを示すものだと思われますが・・・。


The case against a central Newfoundland man charged after a senior died in a car racing incident may be resolved with a plea bargain that avoids a trial.

Ryan Watkins, 20, of Summerford appeared in a Gander provincial courtroom Thursday morning.

In court, Crown lawyer Jerred Moore told Judge Harold Porter he's trying to negotiate a way to avoid a trial with Watkins's lawyer, Kevin Baker.
(CBC News. October 8, 2009.)

2009年10月12日月曜日

お囃子の役割は・・・ ― play up

”囃し立てる”とはつまり”お囃子”、お祭りの音楽が祭り自体を盛り上げるために演奏されることから派生した表現ですが、"play up"という成句には同様のイメージがあると思います。

”囃し立てる”という言葉にあまり良いイメージは無く、本来些細なことでも大きく取り沙汰して人の耳目を引こうとするというような意味かと思います。

尤も、"play up"には、重要視する、強調する、といった意味もあるようですが、使われるコンテクストとしてはやはり、その対象があまり注目されていないので、敢えて強調することで効果を狙うという、ものが多いようです。宣伝する、という訳語も見えますが、”喧伝する”に近いと思われます。

オラクル社がサンを買収するというニュースが注目されていますが、ライバルのIBMに対して一歩でも有利に立ちたいオラクルはメディアでの発言も効果を狙っているようです。


Oracle plays up promise of Sun take-over

SAN FRANCISCO — Oracle chief executive Larry Ellison opened fire on US technology veteran IBM and expressed optimism about the pending 7.4-billion-dollar-deal to buy Sun Microsystems.

While kicking off an Oracle Open World conference in downtown San Francisco, Ellison vowed to merge his company's business software prowess with Sun's hardware innovations in a synergy powerful enough to take on IBM.

"We're in it to win it," Ellison said as he joined Sun founder and chief executive Scott McNealy on stage to open a week-long gathering of fans of Oracle's software for businesses.


買われる方のサンがどう反応しているのか知りませんが、対メディアとしては言った者勝ち、の感があります。

もう1つ引用します。


After 1989, many Chinese intellectuals began rejecting what they saw as an excessive love in the 1980s for all things Western, from institutions to ideas to pop culture. They argued for "Chinese solutions to Chinese problems," leading a revival of interest in traditional Chinese culture and values. Playing up contradictions and problems in Western societies, some presented written and visual images of the decline of the nuclear family, gambling, pornography, drugs, illiteracy, and rampant crime. Following official propaganda, they attacked the China policies of Western governments and had great influence on the ordinary people.
(Guangqiu Xu. Anti-Western Nationalism in China, 1989-99. World Affairs. 2001.)


政治のコンテクストですが、こうなるとお囃子レベルではなく、プロパガンダのレベルですね。

2009年10月9日金曜日

ヤブ医者 ― quack

今日は大変ネタに困りましたので、これまでで取り上げていないアルファベットの1つ、Qで始まる単語をランダムに取り上げました。(たまにはこういうこともあるという事で・・・。)

さて、quackとはアヒルの泣き声でもありますが、俗に言うハッタリのことを指します。

ハッタリのうちでも、医療行為に関するハッタリ、つまりヤブ医者(quack doctor)だったり、イカサマ診療(quack remedies, quack practice)、インチキ薬(quack medicine)、など様々な表現があります。


Sources close to the Tiwari family told TOI that he also could have been a victim of the treatment by a quack doctor. Tiwari had developed complications immediately after this quack (people know him as `Raghorte compounder') from Warthi gave him an injection when he complained of cold and fever.
(One suspected swine flu death. The Times of India. September 25, 2009.)

2009年10月8日木曜日

台風上陸 ― landfall

台風18号が日本列島に上陸しました。関東・首都圏では今朝から風雨がきつくなり、交通機関が大変に乱れ、私は会社に出社できませんでした。ニュースにとりあげられている被害写真をみるとすさまじいものがありますが、台風上陸は海外メディアでもトップニュースで取り上げられているようです。

ご存知の通り、海外では台風に名前がつけられていますが、今回の台風18号については、Melorという名前でした。名前をつけるのは欧米の習慣と思っていたのですが、よくよく調べてみると好き勝手に誰かが名づけているのでは無くて、ちゃんとした管理方式にのっとってやっているのだそうです。また、日本は名前ではなくて、番号方式を使っているのだということです。(知りませんでした・・・。)

さて、台風上陸の記事ですが、1例として引用してみます。


Melor affects the sourth of Japan

The 18th typhoon of the Northwest Pacific season is affecting southern parts of Japan with heavy rain and strong winds.

Melor is expected to make landfall south of Kyoto later on Wednesday, as a category one storm with sustained winds around 100mph (155km/h).
(BBC Weather. October 7, 2009.)


"landfall"という単語に馴染みがありませんでしたので手元の辞書を繰って見たのですが、”陸地初認”(研究社新英和大辞典 第五版)という訳語で、どうやら海事用語のようです。"landslide"とも同義ということであり、台風上陸の意味は見当たりません。

恐らく、"make landfall"で台風の上陸となることは明らかですが、辞書に無いのはこれが最近の用法だからでしょうか?ちなみにランダムハウス(こちらは版が不明。多分10年くらい前のもの)にも台風のコンテクストはありませんでした。

その他、台風18号に関する見出しなど、集めてみました。台風上陸にも色んな表現があるものですね。


Powerful typhoon slams into Japan, 2 die (Associated Press)

A powerful typhoon tore through Japan's main island Thursday, forcing the cancellation of hundreds of flights, peeling off roofs and cutting electricity to hundreds of thousands before turning back toward the sea. (ibid.)

Typhoon wreaks havoc in Japan (Aljazeera)

At least two people have been killed and dozens more injured in Japan, as a powerful typhoon sweeps its way up the main island of Honshu.(ibid.)

2009年10月7日水曜日

出前と仕出しはどう違う? ― cater

今日の1日1語は、英語というよりも日本語がポイントのようではありますが、英単語caterを見ていてふと沸いてきた疑問です。

日本語でもケータリングなどと言いますが、この表現、単なる出前の高級表現(?)かと思っていた人、挙手お願いします!

・・・といってもブログではどうしようもないのですが、私自身何となく、cateringも出前も、デリバリーも、同じような感覚です。

しかしながら、日本語としては、


出前
仕出し
ケータリング


の3つは曖昧ながらも、ある程度の線引きはされているようなのです。詳しくは、Wikipediaにおまかせします・・・。

ところで、caterの意味としては、食べることに限らず、(相手の)要求を満たすこと、という意味があります。その含意するところは、相手の要求に”阿る”というところがあります。つまり、サービスを提供する側と受ける側とにある種の身分差をほのめかすものがあります。

下記の実例を提示します。


In a recent survey by the marketing company Frank About Women of nearly 1,600 women ages 35 to 74, 48% said many retailers seem to cater to younger shoppers and ignore others. But the women's replies to two other questions show why any store's marketing approach may seem self-contradictory: 40% of women said they had no interest in clothes that make them look younger.
(Clothing stores rediscover Boomers; At midlife, "dress your age" takes on a new meaning. USA Today. 2008.)

2009年10月6日火曜日

ゴディバのチョコレートと出歯亀 ― Peeping Tom

のっけから意味不明で、もしかしたら不謹慎なタイトルかも知れませんが、ご存知の通り、Godiva(ゴディバ)は、あの有名なチョコレートのブランドです。

ゴディバのチョコレートが何で出歯亀に関係あるのでしょうか?

ゴディバのブランドを中傷する意図は微塵もありませんので誤解なきよう・・・。本ブログは、英語表現の多様性やその背景に親しむことを目的としております。

ところで、単刀直入に答えは、ゴディバのロゴにあるようです。

白馬に乗った美女(?)は、服を着ていません・・・。

全ては、ゴディバ夫人(Lady Godiva)の伝説に遡るそうなのですが、その詳細は以下のようなものです。

重税に苦しめられる人たちを見かねたLady Godivaが、夫である、マーシア伯(Earl of Marcia)に減税を願い出たところ聞き入れてもらえませんでした。重ねての懇願の末、夫から出された条件は、”裸で馬に跨って、街を一周すること、”という、卑劣極まりないものだったということです。

ゴディバ夫人はこの要求を飲んでその通りにした結果、夫は約束を守り、減税が実施されたそうですが、ゴディバ夫人がその約束を受け入れるに当たっては、街の人々にその姿を見られたくないことから、外出せず、家にこもるよう、伝えられ、実際、皆その言いつけを守ったそうです。

ところが、ここに不謹慎なTomという男(tailorあるいはbutcherとも言われています)は言いつけを守らず、こっそりと裸のゴディバ夫人を盗み見た、と言われています。

以上が、ゴディバ夫人の物語であり、本日の単語、Peeping Tomの語源でもあります。

今日のニュースで、米国の人気女性キャスターがホテルで覗き見の被害を受けた、という・・・、甚だシモネタ的な話題ですが、記事がありました。

何でも、居室の覗き穴(peephole)に細工をしていたそうです。下記の記事ではこうした犯罪に対する対策も書かれていますので、ご用心あれ。


How to foil a hotel Peeping Tom? Plug up your hotel-door's peephole

Did you used to feel safe once you're locked behind your hotel-room door, but now the Erin Andrews stalker case is making you feel vulnerable? After all, federal prosecutors are saying that the suspected stalker David Michael Barrett allegedly filmed other women in the nude while in their supposedly private hotel room through a tampered peephole.
(USA Today. October 6, 2009.)

2009年10月5日月曜日

犯行声明 ― claim of responsibility

日本語でクレームというと、商品やサービスに対してケチをつける、というようなイメージがあります。代価に見合う商品、サービスが提供されていない、つまりは代価に見合う正当な商品、サービスを提供せよ、という権利主張です。なぜか、日本語ではクレームというと、何か後ろ暗く、本来の分を超えて、要求しているようなイメージがあります。クレーマーという表現もそのことを表す1つだろうと思われます。

本日取り上げる表現は、"claim of responsibility"ですが、これはニュースによく出てくる表現ですが、”犯行声明”と訳されることがほとんどです。

つまり、自分がやりました(自身が"responsible"である)ということの主張("claim")ということです。

パキスタンの国連事務所で、自爆テロがあったというニュースですが、犯行声明が出ていないようです。


Suicide bomber kills 5 at UN office in Pakistan

ISLAMABAD — A suicide bomber disguised as a security officer struck the lobby of the U.N. food agency's Pakistan headquarters Monday, killing five people a day after the new leader of the Pakistani Taliban vowed fresh assaults, authorities and witnesses said.

The blast raises questions as to how the bomber managed to evade tight security at the heavily fortified World Food Program compound in the capital, Islamabad. It could also hamper the work of WFP and other aid agencies assisting Pakistanis displaced by army offensives against al-Qaida and the Taliban in their strongholds close to the Afghan border.

(中略)

There was no immediate claim of responsibility for the bombing. Militants have carried out scores of suicide attacks in Pakistan over the last 2 1/2 years, several of them targeting foreigners and their interests. Under U.S. pressure, Pakistani security forces have recently had some success combatting the extremists.
(The Associated Press. October 5, 2009.)

2009年10月2日金曜日

孔雀の目 ― Argus

昨日に引き続き、テーマは”百”ですが、これもやはりギリシャ神話の登場人物です。

American Heritage Dictionaryの定義では、


A giant with 100 eyes


であり、


who was made guardian of Io and was later slain by Hermes


とあります。また、恐らく目が100もあることから派生したのだと思われますが、


An alert or watchful person; a guardian


という意味もあります。眼が百もあればどんな些細な事も見逃さないだろう、という訳でしょう。

辞書を拡げていますと、続けて"argus pheasant"というエントリーもあり、こちらは”孔雀”のことです。

何でも、100の目玉を持つ巨人のArgusはHermesに退治された後は、その目が孔雀の尾に使われた、という話があるそうです。孔雀が羽を広げた時の、あの無数の目玉のような模様は、ギリシャ神話の連想から来るもののようです。

ググッていますと、(watchfulなどの)比喩的な意味に乗じてか、セキュリティを確保するシステムの名称や、会社名称に使われている例などに多くあたります。

Argusのイメージについては、こちらをご覧ください。

"百"のテーマは今日でおしまいです。来週以降、また別の話題を取り上げたいと思いますのでよろしくお願いします。

2009年10月1日木曜日

神話の怪物と台風 - typhon

今週は”百”をテーマにお届けしています。

さて、台風の季節といいますか、最近は気圧の状況が不安定ですが、今日取り上げる単語、typhonは台風(typhoon)の語源とも言われています。

このtyphonは、頭が100もあるギリシア神話上の怪物で、ゼウスによって退治されたと伝えられています。

Typhon
Greek Mythology. A monster with one hundred heads, thrown by Zeus into Tartarus.
(American Heritage Dictionary)


この怪物が嵐を引き起こすと想像されたことから、typhoonの語源になっているという説がありますが、実際には中国語で台風を意味する、"tai feng"から、日本語の台風を経ているという説の方が有力のようです。(Wikipediaによる)

ちなみにフランス語では、typhonが台風や嵐を意味するようです。

Typhonのイメージはこちら