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2017年12月12日火曜日

daredevil

高層ビルの天辺で命綱も着けずにスタントを披露していた中国人の男性が過って転落死したというニュースです。

62階建ての摩天楼は40階までしか通常はアクセス出来ないそうですが、セキュリティをどうやってかいくぐったのか、最上階まで辿り着いて所謂「自撮り」をしていたようです。

男性は自称プロのスタントマンだったようです。数々のスタントに挑戦することで稼いでもいたようですが、死んでしまっては元も子もないというものです。


A daredevil plummeted to his death during a risky stunt near the top of a 62-story building in China, according to new reports.

Wu Yongning, 26, who called himself “China’s First Rooftopper,” plunged from the Huayuan International Centre in Changsha, the capital of Hunan province in central China, on Nov. 8, AsiaWire reported.
(Amanda Woods. Daredevil falls to his death from 62-story building. New York Post. December 1, 2017.)


“daredevil”というのは、向こう見ずな人、という意味です。

ご存知のように、”dare”という動詞に、敢えてやってみる、物怖じせずに取り組む、といった意味があります。また、けしかける、挑戦する、という意味でも使われます。

“daredevil”の-devilの部分については、「悪魔」ということになりますが、”daredevil”とは悪魔にチャレンジする、という捉え方と、ここでの”devil”とは単に人を指す意味での”devil”という捉え方の2つがあるようです。


2017年12月11日月曜日

to the tune of

昨日の新聞ではビットコインがついに200万円台のの値を付けたそうで、当ブログでつい先日100万円台を窺う値上がりという記事を話題にしたばかりだったので、急騰するビットコイン市場を改めて驚きを以って見ています。

素人は手を出すものではないように私自身は思うのですが、ビットコイン自体の仕組みは安全であるとされています。

それでも、下記に引用する記事によれば、多額のビットコインが盗難にあったという事件も発生している訳で、やはりという気もします。


A bitcoin mining service was hacked to the tune of $64 million this week, underscoring once again how the world of digital currency attracts scammers and thieves.

Such stories can scare off amateur investors who fear bitcoin isn’t just volatile, but that it’s insecure. This isn’t really fair to bitcoin. The reality is bitcoin is secure, and ordinary people can protect it without much effort. The real problem is not everyone understands how bitcoin works, which leads them to make choices that expose them to theft.
(Jeff John Roberts. How Bitcoin Is Stolen: 5 Common Threats. Fortune. December 8, 2017.)


さて、引用記事の中で、


to the tune of


という表現が出てきます。

このフレーズを初めて見たのですが、研究社の大英和を引いてみると、


大枚(to the amont of)


とありました。

オンライン辞書などでも、”to the tune of”というフレーズで、”approximately”とほぼ同義などとありますが、Merriam-Websterでは、


informal — used to emphasize a large amount of money


とあり、単に概数という訳ではなく、その大きさ、特に金銭の高額さを強調した表現であるということです。

“tune”とはご存知の通り音楽用語で節回しや調子、メロディーのことを指しますが、”to the tune of”が何故金銭の高額さを表す表現として使われるようになったのかは、色々しらべてみましたが、謎です。


2017年12月8日金曜日

チル? ― chillax

最近の若者言葉に「チル」というものがあるそうです。今朝通勤電車でヤフーのニュースのヘッドラインを斜め読みしていて知りました。

この「チル」というのは動詞で、「カフェでチルしていました~」のような使い方がされるとありました。(日経トレンディネット)

どうやらリラックスするとか、くつろぐ、といった意味で用いられるようです。

「チル」は英語で”chill”で、ご存知のように「冷える」という意味ですが、”chill out”というフレーズがリラックスするという意味で用いられることから、若者言葉の「チル」に至っているようです。

ところで、少し前に英語の俗語表現に、


chillax


というものがあるということを知りました。これは、"chill"と"relax"のカバン語です。


I've hit 10,000 steps! My Fitbit is vibrating and digital fireworks are shooting across the tiny screen on my wrist. The only problem is I haven't even arrived at my office yet.

I hit the gym before I go to work, and think heck, if I've already logged that many steps, why not kick back and chillax the rest of the day? This is the first sign that something is awry on my quest to find out if wearable technology, or wearables, can actually make us healthier.
(Samuel Burke. Body Smart: Can a week of wearables improve your health? CNN. August 14, 2017.)


この"chillax"という単語はMerriam-Websterのオンライン辞書にも載っていて、びっくりしたことには初出は1999年ということですから、「チル」とは成り立ちはちょっと違うのかもしれませんが、意味合いはほとんど同じと言えるでしょう。


2017年12月7日木曜日

What's in a name?

アメリカ小売業の最大手として知られるウォルマートが社名を変更したというニュースです。

同社の正式名称、つまり登記上の社名は、Wal-mart Stores, Inc.ですが、これをWalmart Inc.にするというものです。

ハイフン(-)が省略されたのと、Storesがなくなった、というだけのことですが・・・。


What's in a name? For Walmart, it will soon be a little less.

The company, which became the largest retailer in the world with a huge chain of stores, is changing its name to reflect its increasing emphasis on e-commerce.

As of Feb. 1, it will no longer be "Wal-Mart Stores" and will get rid of the hyphen and drop "stores" from its legal name.

“While our legal name is used in a limited number of places, we felt it was best to have a name that was consistent with the idea that you can shop us however you like as a customer,'' Doug McMillon, Walmart's president and CEO, said in a statement. "As time goes on, customers will increasingly just think of and see one Walmart.”
(Charisse Jones. Walmart changes name, dropping 'stores' and hyphen, as it underscores online image. USA Today. December 6, 2017.)


さて、引用した冒頭に、


What's in a name?


とあるフレーズを目にしたことがある方は多いと思います。

直訳すれば、名前の中に何があるのか?ということになりますが、名前がどうだっていうの?というような訳が一般的です。

これはつまり反語的な表現であり、名前がどうした、大事なのは名前ではない、大切なのは中身!ということです。

このフレーズが人口に膾炙しているのは、シェークスピアのロメオとジュリエットの中で、ジュリエットのセリフとして有名だからのようです。

ロメオとジュリエットを読んだことのない方はこれをきっかけに一度読んでみると良いでしょう。


2017年12月6日水曜日

Cheaters never prosper.

来年、2018年の2月、韓国・平昌(ピョンチャン、Pyeongchang)で開催される予定の冬季オリンピックですが、参加国としてロシアが締め出されることがIOCで決定しました。

ご存知のように国家ぐるみでのドーピングを行ってきたことに対する処罰です。


Russia unveiled its uniforms for the upcoming Winter Olympics in South Korea last week, a gesture of “What, me worry?” confidence ahead of Tuesday’s momentous decision by the International Olympic Committee on whether to ban the nation from competition in Pyeongchang because of state-orchestrated doping. Well, the verdict’s in. Russia can start looking for the nearest Goodwill bin.

The IOC has banned Russia from the Games. Russian athletes deemed untainted by doping will be allowed to compete, but only under a neutral flag, not a Russian one. They won’t wear their spiffy new uniforms, instead relegated to outfits branded with the acronym “OAR,” Olympic Athlete from Russia. If they win a medal, they’ll hear the Olympic anthem, not Russia’s. Russia’s medal count at Pyeongchang can already be put into the record books: zero.

It’s a punishment unprecedented in the history of the Olympics, and one that IOC officials said fits the unprecedented scale of Russia’s cheating.
(Editorial: How do you say, 'Cheaters Never Prosper' in Russian? Chicago Tribune. December 5, 2017.)


ドーピング不正を行わなかった同国選手は出場できるようですが、ロシア国としての選手としてではなく、"neutral flag"の元参加することになるそうで、これは独立参加選手団、あるいは個人参加としての枠組みとされるようです。

さて、記事のタイトルに、


Cheaters Never Prosper


と出てきますが、不正は決して繁栄しない、とでも訳しましょうか。

ドーピング不正によって勝利が一旦はもたらされるとしても、不正は必ず明らかになる、ということでしょう。